DCR-PC10 with VCL-0637H |
1997年発売のデジタルハンディカムDCR-PC10。1/3" CCD(68万画素を手振れ補正に使い、有効34万画素)でレンズはCARL ZEISS(フィルター径37mm)。CCDサイズが小さくなる方向の当時、縦型では最後の1/3"CCDと考えて入手しました
。
DCR-PC10は「新パスポートサイズ」で売り出されたDCR-PC7の改良型。CARL ZEISSの名前を冠してレンズ性能
の高さをアピールしていますが、PC7では35mmフィルム換算38〜380mmであったズームレンズが、42〜504mmとなってしまいました。そこで広角が必要な場合は、ワイド側の歪みは大きいですが0.6倍のワードコンバージョンレンズVCL-0637Hを
組み合わせています。液晶モニターは18万ドットで実用レベル、iLINK端子を装備することからDCR-VX1000と組み合わせて簡単な編集に
重宝しています。
バッテリのNP-F100はデザイン優先の薄型で使用時間から非常用、そこでNP-F200を常用しています。この組合せで重さは669g。
最近のカムコーダのように「これ1台で何でもできる」という多機能さはないですが、単機能の潔さがデザインに現れていて愛着があります。
また、CONTAX TVSと並べると同じチタン色というだけでなく、デザイン的に何か共通するものを感じます。
LANC端子とMIC入力(PLUG
IN POWER)を可能とする別売りのアダプタVMC-LM7は本機の必需品です。三脚VCT-750RM*のリモコンを使用する場合のインタフェースとして、また、外付けの高性能マイクロフォン
を使用可とし、アフレコにも対応可となります。*: DCR-PC10本体のズームボタンは側面に
あって上下に動かすもので、操作時に横方向に力が加わります。3脚に取り付けていても本体の底面の幅とネジ部の関係で若干ですが、カメラが傾いてしまいます。そこでズーム操作にはリモコンが
必需品です。 |