FinePix F11FinePix F31fd(FUJIFILM) のレンズ

 

左上:FinePix F11のワイド端(36mm相当)

右上:FinePix F31fdのワイド端(36mm相当)

右下:FinePix F31fdとワイドコンバータWC-E63の組合せ(22.7mm相当)

 

 FinePix F11、FinePix F31fdのワイド端の歪曲収差は少ないように感じていました。そこで「実際、どうだろうか」と撮影したのが上の写真です。感じていた通り、歪曲収差が少ないのがわかりました。FinePix F10から始まる8〜24mmのレンズ、設計のよい優れたレンズであることがわかります。また、ワイドコンバータWC-E63と組み合わせた35mm換算22.7mmでも歪曲収差の拡大はそんなに大きくなく、以前、使っていたCoolPix 4500のワイド端(35mm換算38mm)より歪曲収差と同程度か、むしろ良いのではないかと思います。(既に4500は手元になく、実写による比較はできないのですが・・)
 日常持ち歩くカメラはFinePix F100fdになりました。しかし、このカメラのワイド端(28mm相当)の歪曲収差はFinePix F31fdとWC-E63を組み合わせたものより大きいものです。
 FinePix F31fdはF11と同様にテレスコ用のデジカメとなりました。デジスコではF31fdのように無理に広角とせず、ズーム比も低い方が適正があるようで、例えば私のデジスコでは全域ケラレなしの撮影が可能となります。F11やF31fdのようなデジカメは二度とでないでしょうから、大切にしなければと思っています。