Binoculars

8x23CF (Nikon)

 

友人の影響を受けて「バードウォッチングを始めようかしら」と、「8倍くらいが使いやすい」という本の記述を読んで1988年に入手した Nikon 8x23CF  (CF: Central Focusing)です。自転車に乗って近くの森へ行き、この双眼鏡を通して見た鳥の姿の鮮明さに感動したものでした。気が向くと手賀沼や新浜へ鳥見に行きますが、名前は覚えませんし、趣味といえるレベルにはいまだに到達していません。それよりも手軽な月見への利用で活躍しています。

 この双眼鏡、ポロプリズムという光学系で対物レンズを中央に寄せたM型というデザインで小型化を実現しています。重さは340gで実視界6.3°、見かけ視界50°で最短合焦距離約5m。本体部分は合金製で、最近のNikonの双眼鏡から対物レンズ有効径23mmの製品は姿を消し、直接、比較はでませんが、21×8ないしは25×8の製品と比べると100g近く重いようです。また、新しい製品の最短合焦距離は3mで単純に比較すれば新製品の魅力は増しています。しかし、金属の感触と手ごたえのある重さは異なった魅力であり、使いつづけています。

 

【リンク】

  • Nikon Web Magazine (「バードウォッチングを楽しもう」は器材の調整をはじめとしてバードウォッチングを楽しむ上でのマナーなど紹介され、ためになる読み物です)
  • 双眼鏡愛好会