Helmet

J-FORCE SV、Z-4 (SHOEI)

 

 昔、頭にあわないヘルメットを選んで、運転して時間が経つと頭が痛くなるのに悩まされたことがありました。近年のヘルメットはインナーの設計がよくなっていますが、選ぶ時は必ずしばらくかぶって頭に局部的な圧迫感を感じる部分がないことを確認します。
 ヘルメットはファッションではなく、いざという時に高次脳機能障害交通事故100番)などの脳に関する障害を負う可能性を下げるものです。バイク用としてハーフカップのヘルメットを未だに製造している企業があり、それをかぶって運転している人をよく見ます。こればかりはレトロなものがよいことはなく、積み重ねられた安全を形にした新しいものがよいと言い切れます。「もし、事故にあったら・・・」と他人のことながら心配になります。
 「もうかればいい」という企業の本音を隠して、「消費者が欲しがるから」という理屈をつけて「責任の転嫁」を図られることがあります。ペットボトルもそうでした。企業の社会的責任を放棄し、結果的に国民の税負担の増や、防止できたはずの障害を個人に負わせることになります。AraiSHOEIという一流のメーカーがなぜ、そのようなヘルメットを製造していないのか、リンク先のスネル規格などの解説を読んで自分を守る人が増えることを願います。

SHOEI J-FORCE SV
J-FORCE SV (SHOEI)

Z-4
Z-4(SHOEI)

 安全性ではフルフェイスのヘルメットですが、街乗り用として側頭部を覆う構造のジェットタイプを使っています。シールドは夏場の虫対策ばかりでなく、前を走行する車輛がタイヤで小石などを飛ばす場合がありますので必需品です。
 本ヘルメットは清潔を保つためにライナーを取り外して洗濯できます。また、デュアルライナーシステムで頭に熱気がこもるのを改善してくれます。
SPADA用に入手したZ-4(SHOEI)。重さは1395(g)でJ-FORCE SVの重量が1245(g)ですのでフルフェイスにしては軽く感じます。

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