【2012年3月31日で展示館の運営を停止しました】
(2005年10月15日)
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2005年10月1日、独立行政法人日本原子力開発機構となった(元)核燃料サイクル開発機構東海展示室の愛称が「アトムワールド」。ファミリー館とサイクル館の2棟で構成されます。
ファミリー館には、放射性物質を取り扱う遠隔保守技術の開発で作られた実験用の両腕マニピュレータとその遠隔制御のためのマスターアームが展示されています。サイクル館にはやはり放射性物質を取り扱う機械式のマニピュレータが展示され、実際に操作することができます。ワイヤとプーリを中心に構成されたリンク機構の機械式マニピュレータは剛性を保ちながら軽く作ることを目指した設計であることがわかります。よい設計の見本のようで、影響を受けた研究者や技術者も多数いると思います。「きゅうばんタロー」のコーナーで利用されているのは5自由度の産業用ロボット「ムーブマスター」(三菱電機)です。なお、以前展示のロボットミュージシャンは現在は展示から外されました。
近隣の原子力科学館、東海テラパーク、そしてインフォメーションプラザ東海を通しての原子力科学研究所の見学を併せておすすめします。 |
両腕マニピュレータ |
両腕マニピュレータのマスターアーム
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機械式マニピュレータ
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積み木の操作を試すことが可能
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機械式マニピュレータのハンド操作部
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機械式マニピュレータのハンド
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ムーブマスターを使ったゲーム
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