中山ライニング工業

ブレーキ博物館

東京都墨田区江東橋1丁目5-5
sasga.co.jp/brake_museum/

 JR錦糸町駅から徒歩8分ほどの地に中山ライニング工業のブレーキ博物館があることを知り、でかけてきました(同社の墨田営業所を利用したもので、火曜日から日曜日まで(祝際日を除く) 10:00〜12:00と13:00から16:00;見学は要予約)。
 実際の運転席と自動車のブレーキ部を模してブレーキの作動する仕組みを紹介する展示をはじめ、ブレーキについて理解を深めることができました。また、錆で覆われたディスクについて積雪地帯では除雪剤の影響でブレーキのディスクに錆が発生し、展示品のように修復不可能な場合もあることを説明いただき、「地域によりブレーキに必要とされるメンテナンスは大きく違うんだ」と勉強になりました。

 (2016年8月10日)


凍結防止剤で錆びたブレーキディスク

ブレーキの動作を理解するための展示設備

SDAS(Safety Driving Assist System)
・ ブレーキと間違えてアクセルをベタ踏みしてしまった場合に、 その異常な踏み込みを感知して瞬時にエンジンを停止させる機能を持つ「安全運転補助装置」

ブレーキ博物館のある中山ライニング工業株式会社は写真中央の建物の右手奥

■ SUMIDA 3M ものづくり探訪MAP

 墨田区の産業PRとイメージアップ、地域活性化を図る事業として「小さな博物館」運動、「マイスター」運動、「工房ショップ」運動で構成される『すみだ3M運動』が1985年にスタートしました。
 ブレーキ博物館で「SUMIDA 3M ものづくり探訪MAP」を頂戴しました。そして「墨田区にくる楽しみが増えた」となりました(NTTドコモ歴史展示スクエアセイコーミュージアムも小さな博物館に該当します)。
 地図を見て指物博物館がブレーキ博物館の近くにあることを知り、「見たい」となり、移動しましたが、運よく、仕事ででかけられて帰られた直後で指物を見せていただき、仕事についてお話しを聞くことができましたが、SUMIDA 3Mで紹介される小さな博物館は仕事の合間を利用して運営されていることから、必ず、予約が必要か否か、確認して、必要な場合は予約して見学という手順を踏むことを肝に銘じました
 ブレーキ博物館、そして指物博物館の皆様、感謝いたします。

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