科学技術館の火星探査ローバーの
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項目 | Sojourner (本物のローバ) | エンジニアリングモデル |
タイヤ | アルミ合金 | ゴム (ただし、車輪ブラケットの下部とタイヤのリブが接触していることから、実験中は実際のローバと同じものを用い、展示用として模型用のゴムタイヤに付替えたとも考えられる) |
車輪の駆動 | 6輪を別々のモータで駆動 | 6輪のうち、前後の4輪を駆動。(上の写真から中央の車輪に電源線が接続されていず、モータがついていないことがわかる) |
操舵機構 | 前後の4つの車輪にそれぞれステアリング用のモータが取り付けられ、駆動。(直進方向とその場旋回の2位置で停止) | 本体下面のリンク機構で4つの車輪を同時に操舵。(上の写真でリンク機構の構造がわかる) |
懸架機構 | ロッカー・ボギー機構
(荒地の走行が可能) |
側面から見るとロッカー・ボギー機構であるが、前方のボギーの軸はボルトで固定されているのが写真からわかる。また、本機の操舵機構を正常に作動させるにはロッカー・ボギー機構が作動しないようにする必要がある。これより「ボギー軸が固定」(平坦な場所専用の走行系)という解釈が矛盾しない。 |
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