ピースあいちは以下の「ようこそ、ピースあいちへ」で記載のように戦争資料館の建設を愛知県、名古屋市に要請し、戦争資料の収集などの環境は整ったが実現はならなかったところ、篤志家の協力を得て、民設、民営による資料館が建設され、2007年5月に開館しました。
本館に訪れた日、2階展示室では『知っていますか ? このまちに爆弾が降った 〜名古屋大空襲から70年展〜』で上映されたNHK名古屋放送局で2007年制作の「ドキュメント 名古屋城炎上」(43分)を見ることができました。そしてこの地域が軍需産業の工場の存在により、多くの空襲を受けたことを知りました。「愛知県下の空襲」、「戦時下のくらし」、「戦争の全体像 十五年戦争」の各コーナーは勉強になり、特に「戦争の全体像」は国や自治体が関与する展示施設(例えば九段下駅近くの昭和館)では表現されない内容についても触れられているようです。階段室では「名古屋空襲の遺跡」展が開催されていました。
3階展示室では写真展「平和を紡ぐ1000人の女性」(4月7日〜5月10日)が開催されていました。『もうひとつのノーベル平和賞―平和を紡ぐ1000人の女性たち』(2008年)という本に対応した企画展のようです。
1階展示室では「現代の戦争と平和」のコーナーがあり、子供向けの『戦争と動物たち』展が開催されていました。
(2015年4月28日取材)
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■ 2階展示室 |
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「原爆ドーム」(鉄製模型) |
「焼夷弾で穴が開き焼き焦げた天井」の展示 |
本郷新 作 『嵐の中の母子像』 (原爆史料館前に建てられている像と同じもの)、階段室2階に展示 |
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■ 3階展示室 |
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■ 1階展示室 |
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