理化学研究所

埼玉県和光市広沢2-1
www.riken.jp/

 独立行政法人理化学研究所は、日本で唯一の自然科学の総合研究所として、化学、生物学、医科学などに及ぶ広い分野で研究を進められています。研究拠点として、宮城県仙台市、茨城県つくば市、埼玉県和光市、東京都、神奈川県横浜市、愛知県名古屋市、大阪府吹田市、兵庫県神戸市、兵庫県佐用郡(播磨)に加え、海外にも拠点を有します。
 以下の写真は2007年の理化学研究所和光研究所の一般公開におけるもので、記念史料室に本日限りということで長岡半太郎先生をはじめとして著名な先生の使用した机や道具などの展示をみることができ、情報基盤棟の展示でやはり倉庫から出してきたというコアメモリ(名前は知っていますが実物を見たのは初めて)が他の電子計算機関連の様々な資料と一緒に展示されていました。ロボットと関係のある分野としてブレイン-マシンインターフェースがありますが、ブレインコンピュータインターフェースなどの研究の一端を見ることができました。中央研究棟1階に常設展示室「Brain Box」もあります。下記のリンク先の脳波による電動車いすのリアルタイム制御など、応用は広いと考えられます。
 理化学研究所は研究者、大学院生、大学生、高校生、企業の人、一般という対象者別に様々なイベントやシンポジウムを開催しています。そのひとつとして一般を対象とした理研の概要説明および和光地区の各種施設の見学ツアーが事前申込制で毎月1回(第2金曜日)開催されています。また、理研の歴史、研究概要、研究成果等を紹介した理研ギャラリーは事前の申し込みで見ることができます(詳細は施設見学参照)。また、科学技術週間の一般公開での見学もお勧めです。

 (2007年4月21日撮影、2013年8月25日記事)


展示事務棟(左)、研究本館(右)

展示事務棟(1階:理研ギャラリー)

理研ギャラリー

理研160cmサイクロトロン

■ 科学技術週間の一般公開(2007年度)


コアメモリ(情報基盤棟)

メモリ(情報基盤棟)

紙テープ(情報基盤棟)

パンチカード(情報基盤棟)

脳科学総合研究センター

ブレイン-コンピュータインターフェース

【リンク】