資生堂掛川工場の敷地内に資生堂企業資料館と資生堂アートハウスがあります。
資料館の受付近くに創業当時の銀座の街並みのジオラマ(現在の首都高の位置に運河)に資生堂薬局が示され、「明治時代はこんな街並みだったんだ」と興味深く見ることができました。1階の企業文化の歩みの常設展示で1872年の創業、1915年に薬品から化粧品事業に転換し、1916年には意匠部が設けられたこと、そして企業と消費者との関わりから様々な活動が行なわれてきたことを理解しました。2階はデザイン史パネル、広告の変遷、パッケージの変遷などの展示がありました。「資生堂の香り」のコーナーで何種類かの香水の香りを試すことができました。
デザインや経営学など、企業の広報活動に関連する分野を学ぶ学生、そして実際にその分野に携わる人々に見学をお薦めしたい施設です。
(2015年7月14日)


資生堂企業資料館の入り口

館内は撮影禁止のため、リーフレットを代わりに・・

資生堂アートハウス

資生堂ガーデン掛川
【リンク】
|