「大正10年に建設された旧愛知県蚕業取締所第九支所の建物(国登録文化財)を活用した展示・体験施設」とする豊田市近代の産業とくらし発見館を、所用で豊田市へいったことから見てきました。建物(大正10年竣工の鉄筋コンクリート造)と門が2000年に登録文化財となっています。
「(略)発見館は平成17年(2005)11月1日の開館以来、養蚕業やガラ紡、用水の開削など豊田市の近代(明治〜昭和34年頃)産業や人々のくらし、町の変遷などを扱った企画展を合計23回開催してきました。(略)」(『豊田市郷土資料館だより』(No.84)より)で、開館10周年記念の企画展「みんなで織ろう!発見館開館10周年記念タペストリー」、そして幕末から明治期の篤農家、古橋源六郎暉皃の企画展「古橋源六郎暉皃(てるのり)
」が開催されていました。なお、「取り扱う資料の範囲」は明治から昭和34年頃まで(「豊田」への市名変更を一つの区切りとする)とされ、自動車産業関連の展示は多くありませんでした。
愛知県博物館協会の『おでかけガイド 愛知の博物館』が置かれていて1冊頂戴してきました。愛知県の博物館を探すのに重宝しそうです。
(2015年10月6日)
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