Riding Suits

NOVA(KADOYA

 

Flont of Riding suits

 2ピースタイプで上下をジッパーで切り離せ、上をジャケット代わりにジーンズと組み合わせたり、夏場のツーリングはパンツだけといった使い方ができます。ワンピースタイプよりトイレが楽という利点があります。重さは4kg弱。

Back of Riding Suits

「ライディングスーツはいざという時、自分の体を守るのだから丈夫さが必要。レースで使われるように革がよく、表面に革らしい細かな皺が残っていて厚さが確保されているものが丈夫でよい」といった記述を何かで読み、「『いざという時に裂けて役に立たなかった』というのでは困る」と、バイク用品専門店を見てまわり、予算と革の質・デザインから選びました。

 「また、スポーツバイクに乗る時のため」にと保管していた15年以上前に入手したライディングスーツ。レーシングスーツレプリカのような派手なものは恥ずかしいのですが、「目立った方が安全」というバイク乗 りの鉄則があり、また、この単純な色の組合せにも惹かれました。
 赤のSPADAがやってき 、フルフェイスのヘルメットを調達し、これを着て遠乗りにでかけようと計画しています。
Inside of Riding Suits  乗車姿勢に対応した立体裁断がなされ、パンツの背面の腰の部分にシャーリングが施されることで乗車時の前傾姿勢とバイクを降りた時の姿勢にも無理なく対応できるようになっています。空気抵抗を考慮して比較的細身のデザインとなっていて袖、裾が絞ってあり、脱ぎやすさを確保するためにジッパーが袖口などにつけてあります。
 上着の部分は転倒時の保護用として肩、肘、脊髄にパッドが取り付けられ、蒸れ対策に脇の下のパンチメッシュと背の両横のジッパーで開閉可能なベンチレーション用開口があります。
 パンツは蒸れ防止にひざ裏のパンチメッシュ、保護用にひざカップ、腰の横とすねのパッドが取り付けられています。
 基本的にレーシングスーツのデザインをベースにツーリングにも無理なく使えるようにしたデザインと思います。ちょっとしたことですが、胸の内ポケットは街乗りに便利です。ツーリングでこれを着ると何か、安心感のようなものを感じました。
Riding Shoes  ライディングスーツに合わせて選んだGAERNEのブーツ。左足の甲のチェンジペダルと当たる部分は革で補強、そして安全のためにくるぶしを十分覆う高さ。空気抵抗の低減とギアチェンジとブレーキ操作の動きを考慮して足首部を絞り込み、ブーツを履いたり脱いだりが楽なようにジッパーで大きく開くデザインとなっています。安全靴ほどではありませんが、爪先とかかとは補強され、ソールはかかととの段の部分がリブで補強されています。
 このGAERNEのサイトを見て、近年のレース用の装備でブーツのデザインが、素材組合せの多様化など、大きく変化しているのに気付かされました。

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