気象庁気象研究所

茨城県つくば市長峰1-1
http://www.mri-jma.go.jp/index.html

 科学技術週間での気象庁気象研究所の一般公開を利用して見学してきました。改めて「研究といっても様々な手法がある」ことに気付かされました。
 気象庁のWebサイトから『気象観測ガイドブック』がダウンロードできます。ご関心ある方、ご利用ください。 

 (2015年4月15日)


本館の展示コーナーの自己浮上式海底地震計
■ LIDAR(Light Detection and Ranging)

現在使用のLIDARは手前のコンテナの中

人の並んでいる後の建物内にあるLIDAR。白い筒が望遠鏡の部分

GPS
・ 施設見学の解説で大気中の水蒸気がGPSの精度に影響していることを知りました。
■ 風洞検査施設(気象機器検定試験センター)

風洞検査施設(気象機器検定試験センター)

風速計などの歴史展示

アメダスの展示

アメダスの降水量測定の原理

各種風速計

1902年、筑波山頂に山階宮筑波山観測所が開設

風速計の風洞検査設備
・ 約90m/sで試験のデモンストレーションが行なわれました。その騒音に「風洞検査施設の建屋の本館側が土盛りされているのはこの騒音を防ぐためかな」と気付かされました。
■ 高層気象台 気象測器検定試験センター

 オゾンゾンデなど、各種の測定装置やその歴史を紹介する展示がありました。

■ 気象測器参考館

 「気象測器参考館」という案内標識が気になって建物の前に行きました。歴史的な気象測器が保管展示とのことですが、「見学を希望の方は気象測器検定試験センターへご連絡ください」と表示されていました。ラジオゾンデが開発される前の高層気象観測機器が収納されているようです。高層気象台の1階で見た展示物はこの建物に保管されているものの展示かもしれません。

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