名古屋駅から地下鉄で1駅の伏見駅の近くの白川公園内に名古屋市科学館があります。
理工館・天文館の老朽化と耐震性の不足、バリアフリーへの対応として、理工館・天文館が新たに建設され、2011年3月19日にリニューアルオープンされました。なお、屋外展示広場は2011年10月末に完成予定となっていますが、H-Uロケット8号機のエンジン部の探査に使用されたドルフィン-3K(JAMSTEC)がハイパードルフィンの導入で平成14年で退役したことから展示されています。
理工学館には物理、化学、機械工学、電気工学などの基本的な事項やこららの知識のある人にも興味深い多数の展示があります。産業用ロボットとしてはCPUボードを組み立てるものが展示されています。産業技術記念館には水平多関節ロボットの同様の作業をこなすロボットがあります。そちらも比較して見学するのがよいでしょう。生命館はリニューアルオープン前と大きくは変わっていませんが、恐竜の復元骨格が新規に導入された展示です。
白川公園内には名古屋市美術館、また、近くの広小路通には「でんきの科学館」がありますので、一緒に見学するとよいと思います。
(2011年4月4日取材)
リニューアルオープン前の名古屋市科学館(2005年9月17日取材)
【リンク】
- 産業用ロボット(デンソーウェーブ)
-
ドルフィン3K
- 名古屋市科学館 ロボット工房
- 名古屋市科学館 ロボット教室
- 名古屋市科学館:HOTNEWS 理工館・天文館改築基本計画の概要について
- 産業労働部 産業科学技術課 | 愛知県
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