SPRINT PRO (SLIK)
全高163.5cm、縮長48cm
重量0.89kg
FinePix S9000と組合せ
SBH-120 (132g) と SBH-100
(98g) |
CX-444で「プラスティックを多用した三脚は、三脚として必要な剛性が不足」を学び、結局、同窓会の集合写真撮影にFinePix
S9000と一緒に持ち出したのが自由雲台に交換した3kgもあるPX-701Fでした。
そして以前のようには三脚の重さに耐えられない自分に気づき、帰り道にYodobashi-Akibaに向かいました。そしてCX-444で学んだ三脚の選び方から店頭製品を比較し
、「FinePix
S9000ならば剛性的に・・」とSPRINT PROを選びました。
この三脚は最大高163.5cm(!)、エレベータパイプを外して最低高16.2cmに対応でき、マクロ撮影など、様々な撮影場面に重宝し
ます。4段の伸縮パイプですが、普段使いは最も細いパイプは使わずにエレベータ部の伸長を組み合わせるのも、全高は少し低くなりますが、剛性面、そしてロックレバーの操作回数を少なくして撮影準備に必要な時間を短縮するのに有効
です。
S9000はテレコンバージョンレンズTCON-17 (270g)をつけて望遠撮影することがしばしばあります。テレコンをつけたS9000をSPRINT
PROにつけた場合、偏荷重でレンズ側に垂れ、画面が一度に決まりません。そこで標準の自由雲台SBH-100
GMからボール径が12%ほど大きいSBH-120に付け替えました。TCON-17をつけた状態で雲台を固定して若干の垂れは認められますが、予測可能な範囲で容易に構図が決まるようになりました。SBH-100は小型化優先の設計でカメラ台を横にした状態でその方向によってはストッパーつまみと干渉するのですが、SBH-120は寸法的に無理をしていないことから干渉することはなく、また、操作性もよくなりました。重量増は高々34gですがカメラ台のホールド感も高まり、三脚の性能が1ランク上がった感じになりました。 |