通信機器

VDSLモデル、VoIPアダプタ、ISDN TA、BBルータ

 


[左から]
VDSLモデム: VH-100E (NTT) 
TA: ALEX-TDC200 (ALEXON)
 ドアホンアダプター:VE-DA10(Panasonic、TAの下)
IP電話用:VoIPアダプタ (NTT) 
ワイヤレスLANルーター:Aterm WR8700N(NEC)
 4台並んだ通信機器。Bフレッツ(VDSL 100M)のVDSLモデム、IP電話用のVoIPアダプタ、ISDN回線用のTA、そして無線ブロードバンドルータ。
 インターネットはISDN (64kbps) を利用していた頃を考えると実測上下30Mbps程と夢のような通信速度となりました。電話も「転送同時呼出」機能内蔵のTAへの更新で固定電話代わりのファクシミリへの着信と同時にPHSが呼出され、処理がスムーズになりました。なお、PHSをとることができなければ従来通り、住処のファクシミリの留守録がスタートし、PHSに留守録転送をしてくれます。
 現在、液晶テレビの背面に左の写真のようにネットを配置して各機器をインシュロックタイで固定しています。

 

【Bフレッツ導入後、着信時に時々、生じる回線切断について】
 Bフレッツ導入と一緒に電話兼用のファクシミリも更新し、このファクシミリと電話回線の間はドアホンアダプタ、VoIPアダプタ、TA(CMZ-RT-DP)が直列接続。そしてその後、出先から住処に電話をかけると呼び出し音が聞こえた後、回線切断されることが時々生じるようになりました。かけ直すとつながりますが・・・。住処にいた場合には電話の呼出しで受話器を取ると切れているという状態でもありました。
 VoIPアダプタのファームウェアを最新版(下記の2008年のバージョンアップ以前)にバージョンアップしても改善されず、「回線状態はどうか」とNTT東日本に調査依頼するも「回線に異常なし」。ファクシミリをメーカーの技術者にチェックしてもらっても「異常なし」。
 「転送同時呼出」機能のあるTA (ALEX-TDC200) を見つけたのも、この不具合対策の一環で TA の更新が頭に浮かんだことから・・・。TAを更新しても状況は改善されず、さりとて他に代わる機器がないことから困ったものです。

 
VoIPアダプタのファームウェアの更新でやっと正常な着信が・・】
 2008年4月、「050IP電話基盤事業者の接続インターフェースに伴う接続性の向上を行ないました」とするVer3.40、2008年8 月、「一部の050IP電話基盤事業者と接続時の安定性の向上を行いました」とするVer3.42のファームウェアのバージョンアップがやっと行われました。そして現在のところ、着信の異常は発生していません。
 NTT東日本が『ひかり電話』を売りたいのはわかりますが、2003年の発売から5年経っての対応とは「どういう企業だろうか?」とお役所体質に情けなく思えてしまいます。一方、同社が売りたい『ひかり電話』には致命的なバグがあり、2008年8月より対策がとられているようですが、これもVoIPアダプタのトラブルについて真剣に取り組んでこなかったのが一因になっているのではないかと思います。