CoolPix 4300 (Nikon)

 

 ケラレの少ないアイピースを入手したことからCoolPix 4300の使用頻度は低下しました。

 

導入の経緯
 デジスコを「手持のデジカメCoolPix4500を有効活用 して」と始めました。しかし、ズームのワイド側での画像のケラレが気になりました。そこでデジスコ関係のサイト(「野鳥写真研究室」等)で評判のよいCoolPix 4300を、価格もこなれてきたこともあり、デジスコ専用に購入しました。
 デジスコとして、ワイド側からケラレなく対象物を撮影できるのは気持ちのよいものです。

 

用法

カワセミ

TS-613(KOWA)との組合せ

【滑り止め】

 E4300のグリップ部は一ヶ所、凸部がありますが、「滑りやすいなあ」というのが第一印象でした。そこで「手を滑らせて落とさないように」とグリップ部に1mm厚のスポンジを貼り付けました。材料は東急ハンズの材料売り場でCRスポンジST付(東洋インクのDF-2400CHで1×200×300(mm)で230円)として販売されているもの。裏面に接着剤がついているため、グリップ部の形状にあわせて新聞切抜用カッターで切り抜き(はさみだと微妙な線がカットできない)、貼りつけるだけで触った感触のよい滑りにくいグリップを実現できます。ストロボ光がこのスポンジの厚さでケラレないか、気になりましたが、それも全くありませんでした。下記に型紙のpdfファイルを添付します。100%のサイズで印刷すれば大丈夫と思いますが、高さ54mmなのを確認してください。また、このスポンジ、1cm幅でカットしてやはり滑りやすいと感じたテレコンバータTC-E2の最も太い部分に貼り付けたり、5mm幅でカットしてテレビのリモコンの両サイドに貼りつけたり、滑り止めとして重宝しています。

◎ CoolPix 4300の滑り止め型紙 

【外部ストロボの実験】

 E4500がありますので、E4300はデジスコ専用と割切ればよいのですが、やはり、通常のデジカメ的な使い方について色々試してみたくなります。
 内蔵ストロボの調光範囲は広角側で0.4〜3.7m、望遠側で0.4〜2.3mです。E4500と異なり増灯ターミナルがありませんので、外部ストロボを使うのに同調が問題となります。デジカメのストロボ光を検出して発光するストロボとしてRemote Lite II(サンパック、ガイドナンバー12)がありますが、手持のストロボ(National PE-321SW)の有効利用を図れないかと考え、「失敗しても一眼レフカメラでの撮影に流用できるから」とスレーブユニット(ホットシュー付、エツミ、\3,700)を入手し、テストしました。E4300は残念ながらストロボ強制発光モードにしても「プリ発光、本発光」の2段階の発光制御が行われることから、プリ発光で外部ストロボが動作してしまうことがわかりました。外部ストロボを使いたい場合は今のところ、発光モードが設定できるRemote Lite IIを使うしかなさそうです。