EOS 20Dと手持ちのカメラの比較

 


上: FinePix S9000 (Fujifilm)
下: EOS20D (CANON) 

 EOS20Dを借りる機会がありました。 付いていたレンズはEF-S 17-85mm f/4-5.6 IS。重さは合計で約1,250g。よく使っていた1992年発売のEOS5QDにEF24-85mm USMを付けて約1,150gで、ISレンズとコンピュータ1台がついて100gの差ですから、この十数年の間に起きた技術の進歩には驚かされます。ファインダーの視野はEOS5QDが余裕を感じますが、EOS20Dも許容のレベルです。

 FinePix S9000は重さ約780g。左の写真のようにEOS20Dに比べるとひとまわり小さいことがわかります。様々な撮影対象で比較した訳ではありませんが、EOS20Dとの写り方を比べるとS9000では「白トビを避けるような設定かな?」と思わせる時があります。S9000(また、FinePix F11もそうですが)の画像と以前、使っていたCoolPix 4500のそれを比較すると4500が輪郭強調した画質であることがわかったものですが、EOS20DとS9000の比較では輪郭強調の感じられない画質に相通じるものが感じられます。S9000、F11がますます好きになりました。

 薄暗い場所で撮影する機会が多くあります。EOS20Dでもフォーカスをあわせるのに悩む状態にとなることを確認しました。そのような場所をまた、「いずれデジタル一眼」とも考えているのですが、S9000の重さを含めた使い勝手の良さを考えるとなかなか候補がでてきません。