DynaBook PORTEGE 3480 DS60P
《 PC二段活用》
Portege
DS60Pは出先での原稿作成、電子メールの処理、デジカメ撮影画像の簡単な処理などを目的に使っていました。その後、ウィルスバスター2005を2006にバージョンアップしたら
、2000年のCPU性能のためか、ため息がでる程、起動時間が長くなりました。そこで移動用としてdynabook
SS S20を入手し、本機はOSをWindows Meに戻してSmartVisionと組合せてベッドサイドTVとして使
えるようにしました。(後のWindows
2000もインストールしてデュアルブート可能とし、無線LANでベッドサイドPCとしても使えるようになっています。)
会議の場で議事録作成するためにDynaBook PORTEGE SS 3330CTをフルに使っていて「壊れたら即座に仕事に支障をきたす」という状態の時、「
アキュポイントを備えた3330とほぼ同じキーボードまわりのノートPCを・・」と、3330の周辺機器を流用できることもあって本機を入手しました。なお、議事録作成では800×600画素のために、文字の見やすい3330を持ち出すことが多く、本機への本格移行は3330がウィルスバスター2002へのバージョンアップで動作がめっきり重くなってからのことでした。
本機のCPUはPetium III 600MHzですが、OSをWindows
2000とした環境でのシステムのCPU Clockの表示が500MHzとなっています。CD-ROMドライブはSS
3330CT用を流用、メモリは192MBに増設、そしてH.DiskはIBMの30GBに換装しました。
本PCはIEEE1394のI/F内蔵で、それに対応した外付けCD-RW&DVD-ROMコンボドライブ
Logitec
LCW-R1210DVF(ドライブはRICOHのMP9120Aを使用。寸法160×59×280mm、質量2.8kg)をバックアップ用に
使い始めました。なお、後に書き込み速度アップのため、価格も安くなったことから外付けDVDドライブDVR-iEN4(I・O
DATA)に更新しました。
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SS 3330CTではそんなことはなかったのですが、パームレストの塗装が手についた薬品(整髪料?)と化合して左の写真のように汚くなりました。そこでベルビアンのブラックモロッコ(K-201)を右の写真のように貼って化粧しました。 |
本機にプリインストールのOS はWindows Meでしたが、安定性からWindows 2000としてそれに対応したドライバ類をTOSHIBAのサイトからダウンロードして使
いました。(下記のように後にCPU速度の関係からWindows Meに戻しましたが。)
ソフトウェア名 |
備 考 |
MS Office 2000 |
(Office
XPでは重いため・・・) |
MS Outlook |
アドレス帳やスケジュール管理などに使用。 |
Windows Media Player |
Windowsの環境なので・・・。 |
Windows Journal ビューア |
Windowsの環境なので・・・。 |
QuickTime |
QuickTimeのムービーへの対応。 |
ActiveSync 3.5 |
PDA(G-FORT)とスケジュール等の同期用。 |
秀丸エディタ
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Windows 3.1の時代からのお付き合い。 |
Tex for Win 32 |
最新のGSView4.6で読めないPSファイルも、ASCII
のこのソフトに収録されたGSView2.3で読める場合があるので・・・。 |
Adobe Acrobat |
文書交換の必需品。 |
ムーバSOシリーズリンクソフト |
携帯電話SO505i用の電話帳、メールなどのバックアップ用。 |
パルディオ電話帳エディタ |
PALDIO 611Sの電話帳管理用(Ver
3.00)。 |
ウィルスバスター2005 |
出先で電子メールなどの処理をするための必需品。 |
DiskX Tool |
動作速度の維持と安定化のために。 |
Eudora |
ウィルスの危険を少しでも減すためにMS Outlookは使わず、Eudoraを使用。Ver.4.0以降からスパムメールの自動振り分けが可能になり、使い勝手が向上。(もちろん、ウィルス対策としてメッセージを自動で開かないように設定して使用。) |
駅すぱーと |
鉄道で移動する場合の必需品。 |
Map Fan V 全国詳細版(インクリメントP)
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・ 携帯地図として
首都圏タウンマップディスクの内容をインストールし、首都圏の路線図から駅の構内、周辺状況を調べたり、高速道路のインターチェンジの周囲の状況を調べたりに使用。以前は文庫判の地図を持ち歩いていたがこれは本棚に入ったままに・・・。
現在はMapFan.Netに製品そのもののコンセプトが変わり、地図だけの使用であれば年2,079円で最新の地図情報が常に得られますが、下記のルート探索、簡易CarNaviとしても使うことがあるため、「他の地図ソフトは・・・」と思案中。
・ ルート探索
自動車で土地勘のない場所へ出かける時、本ソフトウェアに含まれるRoute Explorerで道順を簡単に探索可能に・・・。必ずしも最適のルートではないようですが、あるとないでは大違い。GPSと組み合わせて簡易CAR NAVIとしても有効活用。
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PCGPSユーティリティ |
IODATAのGPS
PCカードPCGPS用。 |
NextFTP
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ホームページの更新などに。 |
Lhaplus |
ファイル圧縮・解凍のツール。 |
DTONIC |
デイリーコンサイス英和・和英辞典です。 |
システムソフト辞書ランチャ |
広辞苑用。 |
Macmillan
Dictionaries |
Macmillan English Dictionary用 |
読んでココ! |
文章をIS Scanからスキャン、あるいはデジタルカメラで撮った画像をモノクロ2階調に処理してBMP,
JPG, TIFのいずれかのデータ形式に変換してデータとして読み込ませてOCRの役割をさせます。 |
Photoshop Elements |
ノートPC用として軽いものを、といれています。 |
Acrobat Reader |
pdfファイルを読むための必需品です。 |
Easy Fax 7 |
出先や携帯電話でファクシミリを送るのに使います。 |
IS Scan Plus |
BJC-50VにIS SCANを取り付けてスキャナとして使用できるようにします。 |
B's Recorder Gold |
LCW-R1210DVFでCD-Rを制作に使用 |
Power DVD 2000 |
LCW-R1210DVFでDVDソフトを楽しむのに使用 |
Nikon View 6 |
デジカメの撮影データ管理用 |
Singer
Song Writer Lite3.0 |
遊びで・・・。 |
CMZ-RT-WP |
無線LANカードの設定ユーティリティ |
REXSCSI |
SCSI機器用のユーティリティ |
KV-9AD2の故障後、適当なものが見つかるまでの臨時のつもりでベッドサイド用テレビとしてLVD242を使っていましたが、流石に2.6型の画面サイズは見易いといえず、「なんとかせねば
・・」でした。大画面の必要はありませんので、液晶テレビに加えてディスプレイ付のポータブルDVDプレーヤ、映像入力に対応のDVD再生可能なポータブルカーナビなどが候補として挙がりましたが、地上デジタルTVへの過渡期でもあり、今ひとつ決断がつきませんでした。
そこでMDT191Sへの更新で休眠となったSmart Vision Pro 2 for USB
とSS3480を組み合わせてベッドサイドTVに仕立てることを思いつきました。
Smart Vision Pro 2 for USB の動作環境としてMobile
Pentium V 500MHz以上が要求されます。SS3480はWindows
2000で使用時、公称の600Mhzでなく、なぜか500MHzの動作となっています。そこでまず「使えるか?」と賭けの気分でSmart
Visionをインストールしましたが、テレビの表示はカクカクとしてスムーズさに欠け、実用レベルではありませんでした。そこでOSをDS60P本来のWindows
Meに戻し、600MHzで動作させることでスムーズなテレビ表示を得られるようになりました。なお、IFC-USB2CBを介してUSB2.0経由で接続を試みたところ、やはりテレビ表示がカクカク
となったことから、600MHzでもPCの能力のぎりぎりのところで動作しているようです。
チャネルの切り替えで一々、アキュポイントとキーボードの操作をするのは面倒です。そこでSmart Visionに付属のリモコン
(USB接続のリモコン受光器と組合せ)をUSBポートが1つのDS60Pで使えるようにするため、手持ちの2ポートのUSBハブを使ってSmart
Visionとリモコン受光部を接続したところ、駆動力不足。そこでセルフパワーの4ポートUSB2.0ハブ
U2H-H4SSV(ELECOM )を入手して接続して、リモコンが使えるようになりました。リモコン使用時にCPUの負荷が大きくなって映像の動きが悪くなるか、と少し心配したのですが、懸念に終わりました。 Smart
Vision のアプリケーションを立ち上げていない時は、リモコンがマウスの代わりにも使えます。
なお、このUSBハブに付属のUSBケーブルは1.5mと長く、透明で内部のシールド線が見えて目立つため、USB(A)オス-USB(Mini-B)オスの黒色の0.3m長のフェライトコア付で雑音に効果がありそうなUSB2.0ケーブルUSB-M503BK(ELECOM)を入手して交換しました。
OSは後でPartition
Magicを使ってWindows 2000も入れて、デュアルブート可能にしました。
本システムは、テレビ専用機に比べれば映像が出るまでに手続きと時間がかかることが弱点ですが、手持ちの機材でベッドサイドTVができたのですから、文句は言えません。
「使用頻度を考えると2011年の地上アナログTVの停波までこれでいけるかも・・」と考えていた時もありましたが、MDT191SがメインのPC用として外れ、地上・BSデジタルハイビジョンチューナーHVT-BT200と組み合わせてちゃんとしたテレビを視聴できるようになったことから、SS3480は「ベッドでちょっとPC作業」という本来の役目に使うようになりました。
画質の改善 |
当初、Smart
Vision内蔵のチューナを使うより、ビデオのTVチューナからの画像端子経由の方が良い画質でしたが、室内のアンテナ端子に接続されたアンテナケーブルを整理し、短くしたところ、画質的に改善され、Smart
Vision単体で十分、耐えられる画質になりました。
画質は液晶テレビのような鮮やかなものでなく、フィルムの映画を観ているような落ち着いた感じです。上下方向の色再現性のよい視野角度は広いとはいえず、見る高さによってディスプレイの向きを調整する必要がありますが、ベッドサイドTVとしての用途には十分です。 |
音の再生 |
Smart Vision はセミライブモードでの使用ですが、ビデオデッキの画像出力をSmart Vision
、音声出力をアンプに接続すると、取扱説明書に記載のように約1秒、画像が音声に遅れることから、音質の劣化には目をつぶって、ビデオの画像・音声出力ともSmart
Vision に接続し、SS3480のヘッドホン端子に[ステレオミニプラグ←→ピンプラグ]接続ケーブルを使って、ベッドサイドオーディオのCDレシーバの外部入力端子へ接続しています。 |
DVDの再生 |
IEEE1394端子に外付けDVDドライブDVR-iEN4(I・O
DATA)を接続することで、DVDの映画もベッドで楽しめるようになりました。
なお、DVDの再生時に「画像が一瞬飛んだかな?」と思うことがあり、PCの能力としてはぎりぎりのところで動作しているようです。 |
リモコン |
上記のように「Smart Visionのリモコン
で一般のテレビと同様な操作が可能になりました。 |
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